2020年から小学校でプログラミング学習が必須化されます。これはまだプログラミング教育の第一歩で今後2021年に中学校、2022年に高校と本格的にスタートしていきます。
では、必須化で子どもたちは何を学ぶのでしょうか?
それは「プログラミング的思考」と「コンピュータを受け身ではなく、積極的に活用する力」です。
「プログラミング的思考」とは・・・
学習指導要領解説には
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力」
とあります。
簡潔にすると
- 抽象化して捉える力。
- 分解して理解する力。
- 順序立て理解する力。
- ベストな手法で分析する力。
となります。
もっと簡潔にすると
「完成までの工程を必要かつ最適な手順によって行うこと」
を基本とする思考と言えます。
「コンピュータを受け身ではなく、積極的に活用する力」とは・・・
一言でいうなら、コンピュータの基本的な活用能力の習得です。
昨今、スマホ世代やネット世代と言われる若者たちが実社会に出たら、「パソコンの使い方がわからない」という現象が社会問題になっています。
大学を卒業した新入社員が「ダブルクリック」や「フォルダを開く」等の基本的な意味を理解出来ていなかったりしています。
SNSやそのほかのことをやるのもすべてタブレットやスマホしか使ってこなかったのでパソコンの基礎知識が欠落しているのです。
また、上記以外の原因として小学校、中学校、高校でパソコンの授業で使い方をきちんと教えられる教師がいなかった、もしくは流れ作業的な授業として済まされてしまっていたことが挙げられています。
ですが、社会に出れば皆「イコール」です。
よってパソコンの基礎知識の欠落は現社会においては致命的です。
東山パソコン教室では、できるだけこれらの内容を踏まえたカリキュラムをご用意しています。